青汁の選び方を説明しているサイトは数多くありますが、当サイトでは業界歴8年のプロ目線での正しい選び方を紹介します。

細かく分ければたくさんの項目がありますが、大事なポイントを5つに絞りました。

  1. 国産
  2. 青葉の配合量
  3. 配合原料の種類数に惑わされない
  4. 高感度甘味料を使用していない
  5. 正しい販売方法をしている

国産

サプリ業界人になって以来数多くの国と国産の原料を見てきましたが、可能な限り農作物は国産が良いと思っています。

ただし、その国でしか栽培されない特色ある農産物に限っては、国産以外でも良いというか、むしろその国独自の産地の方が良いです。

では、青汁に関してはどうか?というと、絶対に国産が良いと断言します。

青汁に使用される原料は、大麦若葉、ケール、明日葉などがありますが、どれも日本で栽培することができるものばかりです。

しかし、市販されている青汁の中には、国産以外の中国産で作られている青汁もあります。

なぜ、日本国内で栽培できるのに敢えて中国産を選ぶのかというと、「コスト」が安く済むこの1点だけに尽きます。

もう何年も前になりますが、2010年前後に日本国内でも中国の農産物を敬遠する動きが出るようになりました。

当時は、私も商品開発の部署で働いていたので、クライアントから何十回も「中国産はありませんよね?大丈夫ですよね?」と確認されました。

アメリカでチャイナフリーという言葉が浸透してきたタイミングでした。

正直に言えば当時の私の認識は「原料メーカーが現地の会社を訪問し、農家に指導を行っているので、信頼できるメーカーが仲介していれば大丈夫」という軽い認識でいました。

だから、「そこまで中国を敬遠しなくても大丈夫じゃないか?みんな神経質になり過ぎだ・・・」と考えていました。

しかし、2012年に衝撃の事実を知ることに。

具体的な農産物名は明かせませんが、中国産の原料を取り扱っている業者さんと商談する機会がありました。

それは、日本にも多く輸入されており、色々なメーカーのものがあります。

各社共に年に何回も中国現地に行き、農家の人たちの指導管理を行っているので、中国産でも信頼できる物だと思っていました。

業者:「ここだけの話なのですが中国人は信頼できません。農作物の育成を日報で管理しているのですが、そこには農薬の使用は一切なしになっています。しかし、実際には勝手に自分達の管理が楽になるという理由で、勝手に農薬をしていました。現地の農家と直接話しをし、確認したことなので間違いありません。何も悪気がない様子で話しをしたきたの、正直困惑しました・・・」

それを聞いてさすがに絶句しました。

私が大丈夫だと思っていた根拠である、日本人の直接の指導も、日報の管理も全く意味が無かったからです。

ただ、誤解を避けたいのは農薬=完全に悪でもない点と、必要最低限の使用はやむ無しという事実です。

これは中国であろうと日本であろうと変わりません。

無農薬で野菜を作れるのであればそれがベストですが、実際には無農薬というのは大変手間がかかるものなのです。

基本的には、中国産の農産物については、年に1~2回ほど残留農薬試験を行っているケースがほとんどなので、農産物に農薬が残っていることとはほとんどありません。

気をつけたいのは、その分析の頻度と、中国と日本どちらで分析試験を行っているかです。

これが年に3~4回日本国内の分析であれば信頼性は高くなりますが、そうでないケースもあると思います。

私の経験則で言えば分析試験をきちんと行っているメーカーが多い印象ですが、中にはそれで大丈夫なのか?という会社もあったのが事実です。

※韓国産の農産物で、韓国側の分析を信用していましたが、日本で分析したら見事に農薬が検出されたことがありました・・・

残留農薬の分析で補足すると、基本的は使用される可能性がある農薬に対して残留しているかを確認するので、50種類指定や100種類指定などと指定をして分析を行います。

だから、仮にその指定リスト外の農薬が残っていたとしても分析結果で数字が出ません。
そんな可能性がなきにしもあらずなことを知っているので、余計に中国産を信頼することができません。

本来、青汁は健康のために飲むものです。

それが、実は農薬が含まれている可能性があるかもしれない・・・

これが絶対に大丈夫だと言い切れないので、私は中国産の青汁原料が含まれている商品を飲むべきではないと考えています。

日本産の青汁が高いのは、人件費だけではなく、それ相応の製造コストや分析費用など、手間がかかっているからです。

青葉の配合量

青汁に限らずなのですが、サプリメント全般で共通しているのが、目的の働きに対しての原料の量をどれだけ飲めるかが大切です。

青汁に置き換えると健康のために、青の(緑色)葉っぱ類をどれだけ飲めるかが大切になります。

つまり大麦若葉やケールなどの葉っぱをより多く飲むことが本来の目的です。

青汁の原料は基本的に粉末になっているものが多いのですが、本来の葉っぱ類は水分を含んだ状態です。

1日に摂る生野菜の目標量は350gと言われていますが、この野菜量も水分を含んだ状態のことを指しています。

青汁に使用されているものは、水分を飛ばし乾燥状態になっており、それに水分を含んだ本来の野菜量=生換算になります。
この生換算でいかに多くの野菜を食べたことになるかが大切です。

実は青汁の商品をよく調べると、生換算で約10g~100g程度と商品によってかなりの差がありますが、基本的には量が少ない商品は「青葉の配合量」を公表していません

次の項目で説明する、あたかも良い商品だとイメージできるテクニックを使用して商品を売っています。
ちなみに商品開発員時代の私の仕事が、配合量を考慮すると悪い商品だが、「イメージだけは良い商品」を作ることがメインでした・・・

配合原料の種類数に惑わされない

私自身もそうなのですが、日本人はとにかくお得感があるものが大好きです。

あなたはどちらの青汁を飲みたいと思いますか?

1. ケール100%の青汁
2. ケール+フルーツ7種の青汁

おそらく多くの人が2.のフルーツ入りを選ぶと思います。私もサプリ業界にいなければ2.を選んでいます。

青汁は、生換算の野菜量をどれだけ多く飲めるかが一番大事だと言いましたが、これと同じで配合原料の種類数のお得感に惑わされてほしくありません。

健康の向上が目的であればケール100%一択です。
ジュース代わりならケール+フルーツでも良いのですが・・・

最近の流行は、女性を意識した青汁です。

例えば、ケール・コラーゲン・ヒアルロン酸配合、青汁的なもの。

確かに女性が喜ぶ美容成分も配合されているので、お得感満載です。

しかし、青汁は何のために飲むものでしたか?果たしてその美容成分は本当に必要でしょうか?

青葉の生換算量が大事だとお伝えしましたが、美容成分の原料も飲む量=摂取目安量が大事になります。

例えばコラーゲンですが、一時期大ヒットしたコラーゲンドリンクですが、どれもコラーゲンとしての量が1,000mg以上のものばかりでした。

コラーゲンオンリーのドリンクで1ヶ月分5,000円、1日分で約170円です。

青汁に配合されているコラーゲンはおそらくどれも多くても100mg程度しか配合できていません

1,000mg必要なのに10分の1の100mg飲んだだけで、効果があると思いますか?
普通に考える効果が得られる可能性は低いです。

こうなってしまうのはコストの問題で、上記のようなコラーゲンドリンクと同じようにすると、1ヶ月分10,000円の青汁が完成してしまいます(汗)

これでは、誰も買いませんしメーカーも消費者も得をしません。

もちろん全く配合されていないよりは配合されているほうが良いのですが、ほんの少しだけ配合されていても、実際の効果という面では期待できませんよね。

単純にお得感というイメージ部分での満足感だけで効果が得られる可能性は低いので、私は青汁には美容系成分は不要だと考えています。

もし、美容系成分が欲しいのであれば、青汁と同じように目的成分がしっかりと配合されている別のサプリを購入することをオススメします。

どうしても美容成分入りのお得感が欲しいのであれば、少しでも青葉の配合量が多いものを選ぶことをオススメします。

高感度甘味料を使用していない

青汁は、緑野菜の葉っぱがメインなので、本来は不味いものです。

だから、今までは青汁を長く続けることができないことが青汁の最大の欠点であり課題でしたが、最近は企業努力で飲みやすい青汁が増えてきています。

しかし、飲みやすさを重視し過ぎて高感度甘味料を使用している青汁も販売されるようになってきています。

高感度甘味料の存在自体を否定するつもりはありません。
例えば糖尿病で砂糖を控えたい人にとっては血糖値を上げることなく甘みを感じることができる素晴らしいものです。

ただし、高感度甘味料自体の健康へのリスクが取り沙汰されることが少なくありません。
個人的な意見では極力控えるべき成分だと思っています。

青汁は本来「健康を向上させるために飲む」ものですので、リスクの可能性がある高感度甘味料は青汁に入っているべきではないものです。

高感度甘味料を配合しなくても青汁を美味しく飲む方法は他にもありますので、サイト内で紹介をします。

ただし砂糖を控えているけども甘みも欲しいという人は、高感度甘味料入りでも良いと考えています。

正しい販売方法をしている

青汁を販売しているメーカーは大企業だけでなく中小企業もたくさんあります。

青汁ヘビーユーザーであれば商品の販売ページが充実していなてくも疑問に思うことなく商品を購入できますが、初めての人はわからないことだらけです。

そのため、商品の販売ページで正しく情報をアナウンスしているかを個人的には重視します。

ページが丁寧に作りこまれているだけで、会社の姿勢もわかりますし良い商品である可能性が高まると考えています。

チェックするポイントは6つです。

①社長の顔出し
②価格表示
③内容量の表示
④産地の表示
⑤原材料の表示
⑥栄養成分の表示

まとめ

青汁は本当にたくさんの種類が販売されており、最近は「美味しい青汁」「美容系の青汁」が人気です。

この人気は商品開発をしていた身としては、とても嬉しい状況なのですが、その反面ドンドンと「本当の青汁の姿」から遠ざかってもいます・・・

ネットで売れている商品は広告費も多く使っており、私が紹介をしなくても勝手に業者さんのようなところがアピールしてくれるので、私は自分が「良い」と判断できる青汁をオススメしていきたいと思っています。