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私が中国産の農産物を信用しない理由の1つは、中国から農産物を輸入しているメーカーの担当者が中国現地にいったら、「日報上では使用していない農薬が平気で使用されていた」話を、担当者本人から直接聞いたからです。

そして、もうひとつ日本を代表する漢方メーカーである「ツムラ」の内部情報が公開されて、ますます中国産を信用できなくなってしまいました。

大手だから大丈夫な訳ではない。製薬メーカーでもこの実情

タイトルは「生薬GACPの現状と今後の農薬管理について」と書かれ、社内の生薬本部が作成していた。

ツムラの幹部によれば、

「この資料は、中国産の生薬原料からツムラが使用許可を出していない農薬が検出されたため、再発防止を図るには、今後どのような対策を取るべきかが書かれているのです」

例えば、「使用許可農薬が遵守されていなかった事例①」の項では、2015年1月、気管支炎などに効果があるとされる麦門冬湯の主原料、麦門冬から許可していない農薬の使用が発覚したことが挙げられている。

その原因として、

《対象産地のSBP(編集部注・生薬生産標準書)には使用許可農薬としてのPBZ(同・植物成長調整剤)の記載がなく、農民も農薬だと認識していなかった

誰が作ったのかを把握している農民は全体の約55%で約1万人。つまり、残り1万人の生産者は誰かも分からなければ、農民たちがどんな栽培を行っているかさえ、不明なのです

そして、ようやく2020年度で、農薬使用状況を完全に管理できるようにするというが、衝撃的なのは、これらの目標を達成した後の、さも最終目標であるかのように書かれた、次の一文だ。そこには、なんと、

自分の家族に飲ませることができる生薬を供給する

※文字の色分けは当サイト独自のものです。内容を一部抜粋したもの。

この記事を見ての感想は「やっぱり、大手でも管理は無理だったか」です。

サプリ業界でもトレーサビリティと言って、「いつどこで誰が作ったのか」をわかるように管理するようになってきています。

例えばこれがひとつの農作物で高麗人参だけだと限定されていれば管理が比較的容易で、掲げる理想論のトレーサビリティを管理確認ができます。

でも、これがひとつではなく10種の農作物になったらどうでしょうか?
単純に比較をしてはいけませんが管理の手間は十倍になります。

そして、ツムラのように漢方大手になれば、これが10種や20種ではなく、おそらく50種以上の管理になると思います。

いくら大手製薬会社のツムラと言っても社員の人数には限りがありますので、管理確認に限界があるわけです。

だから、上記のように問題が明るみに出ても2020年でようやく100%完了と時間がかかってしまいます。

個人的な見解

当サイトは青汁を紹介するサイトですが、個人的には「中国産」を使用した青汁を飲みたくないと考えています。

上記のツムラと違って青汁であれば、ケールなど1種類の管理だけで済みますので、漢方に比べれば管理確認は簡単なので、日本人が求める基準をコントロールできる可能性が高いです。

サプリ業界に長くいますが、実際に農薬の分析もきちんと行っており、農薬が出たという情報はほとんど聞いたことがありません。

ただし、一番怖いのは国民の意識が違う点にあります。
ツムラの件でも農民が「農薬として認識していなかった」ことが事件の原因です。

こればっかりはいくら日本人がコントロールをしても、認識の違いで想定外のことが起こりやすい可能性が高い

この実情を知っているので、健康のために青汁を飲むのに、実は農薬が入っていた・・・となると本末転倒です。

中国産の農作物を使用した青汁は、「国産に比べて安い」メリットがありますが、その分デメリットになる可能性も秘めています。

そのことを含め、国産の青汁か、中国産の青汁を選んで欲しいです。